ボブスタイルにカットし縮毛矯正をかけたら失敗した…という経験をした方は少なくないのでは!?
ボブスタイルと縮毛矯正の組み合わせは、縮毛矯正のかけ方(薬剤・アイロン熱)等のバランスがとても大事になります。
失敗した⁉と思われる方の多くが、闇雲に縮毛矯正でクセを伸ばされピンピンになってしまう…この不自然な髪の収まりこそが、失敗と思う大きな原因と考えてます。
また、クセは伸びたけど扱いにくい…コテ巻きが持続しない…などの悩みの移行になってしまうことも多く耳にする他、こういう経験が重なると、ボブスタイルはあきらめよう…とヘアスタイルのマンネリにも繋がってしまいますので、注意が必要ですね!?
クセの悩みも解決しつつ、ボブスタイルも楽しむのであれば、バランスよくクセを整えられる縮毛矯正で対応することでボブスタイルも楽しめてヘアスタイルの幅も広がると思ってます。
今回は、くせ毛さんが矯正をかけてボブスタイルを楽しみたい!という方に向けての発信です。
そんなお悩みを持たれている方が少しでも参考になっていただければ嬉しく思います。
不自然な矯正になる原因とは⁉
ここでいう不自然とは、根元から毛先までの髪がピンピンにただただ真っすぐな状態のことをさしまた、こうなってしまう原因はクセを強引に伸ばしてしまう結果にあると思います。
縮毛矯正は字のごとく、ちじまる毛を正常の状態に整えるということなので、クセが真っすぐな状態にならなければ全く意味がありません。ただ、闇雲に伸ばしてしまえばいいということではなく、本来髪が持つ柔軟性や潤いを保つことが自然な仕上がりになるポイントになります。
ではどのようにすればクセを無理なく自然な状態に整えられるのか?大きく分けて二点
①薬剤の強さ…クセの強さや髪の細い太い・現状のダメージ度合いは十人十色です。一人一人違う髪の状態にあった薬剤を選定することが重要です。薬剤が強すぎれば必要以上にかかりすぎてしまい、真っすぐになりすぎてしまいますから、薬剤の特性や力を把握したうえ現状の髪の状態とのバランスが上手くとれれば無理なくクセへアプローチできます。
②温度とアイロン操作…縮毛矯正は薬剤とアイロン熱を使います。このアイロンの温度が高くなりすぎると過剰なストレート感が出る他、髪本来の柔軟性も無くなり質感が硬く仕上がります。また、頭の丸みに合わせながら行うアイロン操作も自然なストレートを作るうえでは重要なポイントになります。
上記のバランスが上手くとることができれば、くせ毛を縮毛矯正しても丸みある自然んなボブスタイルを楽しむことができます。反対に力が偏ってしまったりバランスが崩れてしまえば、不自然なヘアスタイルとなってしまうので、施術する美容師の見極めや経験次第で良くも悪くも決まってしまうのです。
くせ毛さんでも縮毛矯正で自然な丸みのあるボブスタイルに☆
先ほどもお話ししましたが、元々の髪の太さやダメージレベル・クセの種類も全然違います。縮毛矯正で自然な丸みのあるボブへ近づけるには、その一人一人の個性にピッタリなアプローチ方法を考えることです。ここで事例がありますので少しご紹介致します。
~セルフカラーによるダメージムラ~
セルフカラーは色ムラになりやすいのが現実です。家族の方たちに手伝ってもらい上手にできたとしても、流すときの処理が不十分でダメージが蓄積したりと手軽にやれるカラーでも、髪への負担はしっかりとかかってますので注意してほしいですね⁉色ムラになるということは、´ダメージムラ´でもありますから縮毛矯正のお薬の塗布も塗分けが必要になります!しっかりお薬を効かせるものと、ダメージを考慮したお薬と見極め塗分けます。髪質や状態に合わせたアイロン温度に設定し丸みをつけながらアイロンワークしていきます。仕上がり↓
~バージン毛ねじれが強めのくせ毛さん~
カラー履歴はなくこれといってダメージの心配はありませんが、髪の体力が十分にある分、必要以上に奪わないようにすることが今回の大きなポイントになります。ダメ―ジヘアを施術することも慎重になりますが、必要な分だけ無理なくアプローチをかけるのも意外と難しいものなんです。クセが強いからと言って勢いに任せやっちゃうと、不自然なツンツンボブスタイルにそれこそなっちゃいますからね…(涙)アプローチ方法は色々あるると思いますが、クセもしっかりあるタイプなので強引にいくのではなく、きちんとクセへアプローチできるように設定し、ある程度の時間じっくりそして無理のないように攻めていきます。アイロンでは熱置きも心がけながら丸みも意識です。仕上がり↓
~他店での矯正部分(ダメージとバックウェーブの混在)と新しく出てきた元々のくせ毛との混合~
中間から毛先にかけて他店での縮毛矯正歴がしっかり残っています。また、カラー他店でされており約三か月一度のスパーンで全体カラー・アンダ7LVほどの明るさです。普段は縛るか髪を下ろすときはその都度アイロンを使うとのこと。根本はそれほどダメージはしておりませんが、中間から毛先にかけては定期的なカラーと縮毛矯正をかけているということでダメージが見た目以上にかなり深刻な状態になっていることが想像できます。そのため正面から見ても不自然な髪の厚みが出ているのが見て和k理ますよね…根本中間毛先と自分なりの基準値でお薬の強さを3種に分け時間差で塗布していきます。放置時間は負荷を与える時間なのでシビアに。アイロン温度も変え、根本と中間毛先で分け出来るだけ丸みが出るようなアイロンワークを心がけかけていきます。仕上がりはこちら↓
今回は三者の方の事例を見ていただきましたが、個々での髪の様子は様々ですよね。そしてダメージが表面化することなく仕上がりそして、自然な丸みも出ていると思います。
まとめ
より自然なボブスタイルにするための注意点をご紹介いたしました。ゲストさまの髪の現状をよく観察し最善の方法をみつけ、パワーバランスをとりながら施術することがとても大切になります。他店の縮毛矯正歴のある方は、一回の施術で完璧な状態になることは難しい場合があります。その場合は少し時間がかかりますが上記のような施術を積み重ねていくことで、より自然なボブスタイルに近づけると考えてます。
クセがあり縮毛矯正で整えてボブにしたい!不自然なボブスタイルを打破したい!と思っている方は是非ご相談ください!
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