縮毛矯正についてと縮毛矯正をして失敗しないための3つの注意点⁉

縮毛矯正は薬剤を使いアイロン熱を使うため、髪への負担は非常に大きいのは事実で美容室の施術の中でもリスクのある施術の一つでもあるため、ダメージが浮き彫りになってしまったという悲しい結果を招くことも多々あるのが現実です。RED.NOSEにもいくつかそのような相談をいただくことがありとても切実な気持ちになります。ただ一人一人の髪の状態を把握しバランスのとれた施術ができれば、ダメージも必要最小限に留められ見た目も感触もよくなります。そしてくせ毛の方にとって強い味方になるはずです。今回は縮毛矯正とは一体何なのか?リスクの高くても良い結果に繋がるための注意点もご紹介いたします。

目次

縮毛矯正とは⁈

そもそも縮毛矯正とはどんなものなのか?髪には波を打つようなうねりやコイル状に捻じれた状態、表面がデコボコしたような形状・毛羽立つような細かいものといった種類があります。これらを大きくくりクセ毛と言います。くせになる原因としては、毛穴の形状が歪だったり内部のたんぱく質の不均一によるものまた、生活習慣や加齢によるホルモンの乱れが原因とされ、個人差もありそれらは混合していることも十分に考えられます。また、くせによりヘアスタイルのシルエットが不自然に見えたり、ボリュームが出て見えたり、パサつきごわつきといった感触低下を感じます。このようなランダムな髪の毛の形状を均一に真っすぐに整え固定し、ヘアスタイル全体のおさまりよくする技術が縮毛矯正です。薬剤で髪内部の結合を切断し、ドライヤーとブラシを使いブローで徐々に髪内部の水分を抜き、その後アイロンの熱で脱水させ髪の形状を真っすぐに整え、最後に酸化剤で固定させます。きちんとしたバランスで行うことが出来れば、半永久的に整った状態が保たれます。

縮毛矯正メリット・デメリット

~メリット~

上記でも少し触れてますが、クセを整えることで髪の収まりが良くなる他、指通りもスムーズに感じられます。

デコボコした形状が均一になるため光の反射も均一に反射し、ツヤがあるように見えます。

また、アイロン操作でクセを整えながら質感も柔らかく質感チェンジ出来るのも縮毛矯正の特徴でありメリットの一つです。

~デメリット~

薬剤とアイロン熱を使う縮毛矯正は、髪へ大きな負担をかけてしまいます。そのため、髪のコンデションに合っていない施術方法や経験が浅く闇雲にしてしまうとより、ダメージが露骨に出てしまうことも十部に考えられます。

リスクがある施術の一つでもあることが画像を見てもうなずけます。さらにクセが強かったりダメージが大きい場合はよりシビアな施術になるため、美容室選び担当者選びには注意したいものです。

失敗しないための注意点

縮毛矯正は工程が多く時間もかかりお金もかかります。せっかく時間とお金も使うのだからいい感じに終えたいです。もちろん担当する美容師の力量もありますが、お客様にも注意してほしい点が三つあるのでご紹介します。

①カラーと縮毛矯正を同時に行わない

サロンによって担当する美容師さんによって色んな考えがあると思うし、時間もなく一度に全部終わらせたいと考える方も多いとは思いますが、結論から述べるとカラーとの同時施術は避けた方が無難です。その理由は、使用する薬剤の計算が狂うためです。美容師さんなら経験ある方も多いと思いますが、同時施術を行ったとき思っているよりも薬剤反応が強く出てしまったこと。急いで流したけどかかりすぎてしまったあるいは、予想以上にダメージしてしまった…など経験あるのではないでしょうか。ほとんどのカラー剤に含まれるアルカリ剤が髪の中に残留し、それらが次の薬剤の反応を促進させてしまうことで計算がくるってしまいます。有限であるお客様の髪のキャパをオーバーしてしまう可能性が高くなるため同時施術はしないのが無難と考えてます。実際RED.NOSEへダメージ修正でご来店くださる方の多くはこのパターンが多いのが現実です。

②セルフカラーをしない

サロンカラーとセルフカラーとで大きく違うのは、施術の仕方にあります。単純にセルフで綺麗に染めようは、見えない部分もあるためなかなか難しです。均一に染めれないということは色ムラになることで、色ムラになるということはダメージムラになってしまいます。白髪染めの方は頭頂部やフェイスラインがとくに気になる個所になりますから、その部分だけ頻繁に染めれば他の箇所とのダメージの高低差が生まれ、ダメージムラやダメージレベルの差があるところへ矯正のお薬をつけるとお薬の浸透の仕方が変わってきてしまいますから、縮毛矯正クオリティーは低くなることが大いに考えられます。これは縮毛矯正に限らずパーマでもいえることですので、セルフパーマやセルフ矯正も同様お勧めできません。例えどれだけ髪に優しいとされる薬剤を使ったとしても、ダメージを無視し根元から毛先まで闇雲に薬剤をつけてしまえば髪に負担は加算されます。根本の薬ダメージしている中間や毛先の薬と分け髪の状態を見ながら塗布できるサロンカラーは、髪への負担はより軽減できます。またカラーを行うための準備(前処理)や流すときの乳化作業・カラー後の残留物の中和などを行う後処理など、地味で気づきにくい工程ですが、それらを施すことでその後の髪の劣化度合いが大きく変わってきます。これらをふまえると、セルフカラーは手軽であるけど、デメリットが多いためおすすめはできませんね。

③美容室や担当者は固定する

毎回お店を変えてしまうと失敗する確率も高くなります。その理由は、施術履歴が不透明になるからです。ヘアスタイルを作るうえで、様々な考えややり方があり美容師によって十人十色です。毎回のように美容室や担当者さんを変えてしまえば匙加減が違いうので、髪への負担も色々になるわけです。どんなものを使いどれくらいの程度で施術していたか?を完全に把握することは難しいことで、そのへ頻度が高ければさらに難易度は上がります。担当者や美容室が固定することで、施術履歴が明確になり施術がスムーズに行えます。是非この辺りもご協力していただきたい項目になります。

まとめ

縮毛矯正は薬剤とアイロン熱で髪には負担をかけてしまうものです。ただ、髪質やコンディションを見分け、薬剤の種類や濃度などを選別しつつその後行うアイロン温度も適温で行い、バランスのとれた施術を行うことでダメージは必要最小限に留められます。そして高いクオリティーの縮毛矯正にするためにも、日ごろから行うその他の施術も見直すことがとて大事になってきます。今後矯正を考えている方や、現在矯正をかけている方にもご参考になれば嬉しく思います。

RED.NOSE

TEL052-851-9052

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