トリートメントで髪は綺麗にみえるのか⁈

『ヘアケア』

サロンをはじめ、ホームケアでも今では様々なメニューや商品が迷うほど出ていますよね⁉髪質〇善・酸〇トリートメント・システ〇トリートメントなどなど他にも色々な威力的な謳い文句をめにすることがあります。髪のお悩みを抱えている方や髪を綺麗にしたいと強く思う方であれば手を出してみたくなるのもうなずけます。

ただ、魅力的なそれらをやり続けたけど、

イメージしていた髪のコンディションにならなかった…

以前と変わらない…というゲストさんの声も現実問題あるわけで、

今回はそんなリアルな現場日記をお伝えしたいと思います。

目次

魅力的なメニューをやり続けてみたけど…

定期的に改〇トリートメントメニューをされていたとのことですが、御覧の通りのコンディションです。

ゴワゴワと指通りも悪く、膨らみを抑えるためなのか結構な感じで梳きが入っている状態も伺えます(汗)

ホームケアも合わせて行うもの、一向に現状は改善されず今に至るんですよね。。。

ただただ施術に対する期待値が高かっただけなのか?

今後も続ければ綺麗になるのか?

現状は髪が綺麗になっていく過程なのか?

それとも、自分の髪質には合わなかっただけなのか?

ゲストさん自身は混乱しつつある。

確かに比べるものもないし、髪がきれいになる言われたから信じるしかないけど、

でもなんか違う気がする(-_-;)

これが絶対的な原因とは言い切れないけど、今の髪の状態をどうしてこうなったのか?を僕自身の経験上で、ゲストさんのこんがらがった糸を説明しながら一つ一つ解いていく。

髪は自然注意力もなければ、勝手に元に戻っていくことなど今のところありえない。むしろ熱や薬剤などの物理的な力やケミカル的な力で髪の体力は確実に削られていく。恐らくですが数々の魅力的なメニューたちの多くは、熱や薬剤を用いた施術だと思うのでダメージとして蓄積されたと予想も出来る。

薬や熱を適切なものであったとしてもただ外傷がないでけであって、髪に負担になっていることは間違いない⁉ましてやその範囲を超え、キャパオーバーになればダメージが浮き彫りになり目に見えたダメージを実感すると思うの。

ゲストさんも「うん、うん。なるほど…」という具合に、自身の中でも徐々に整理された様子で把握し始める。

そして、ゲストさんも最終的に気づいた‼‼‼

今までやってきた魅力的な謳い文句のトリートメントでは髪は綺麗に見えないってこと⁉

魅力的なメニューを否定することはこれっぽっちもないが、ゲストさんがイメージしていた髪のコンディションではないのは事実。

現状を打破できるように今は考えないといけない。

原因はダメージももちろん原因のひとつではあるが、一番の原因は元々持っている自身のクセ毛が見た目や質感をそうみせていると予想がつき、まとまりが無いクセにダメージがプラスされより傷んだ状態に見えていると予想が出来ます。

今回は元々あるくせ毛へのアプローチをしつつ、ダメージ補修も同時に行っていきたいと思います‼

あくまで個人の一意見なんだけど、パーマ剤を使った施術(縮毛矯正も含む)とダメージ補修は相乗効果が得られるような気がします☆

施術

薬剤の浸透を均一にするためまずは前処理です。ご新規のゲストさんは特に、施術履歴が不透明なことが多いためスタート時は薬剤浸透を均一にできるだけなるよう、フラットな状態に近づけれるように、前処理は必須です‼

定期的に改〇トリートメント・全体カラー・ところどころに潜むハイライトなど…複合的なダメージが潜むため、使うお薬は攻め込むことはせず少し弱めで選定。この辺りは攻め込みたいところなんだけど攻め込みすぎて自分がゲストさんの髪にとどめを刺す結果は避けたいから、じっくり攻めます。これ意外と大事なことなんですよね。それらを三種を用意し、素早く塗布。

時間来たら様子を伺い流して中間処理。不足した毛髪内部への補充をしつつ、アイロンへの対策をしっかり行います。

アイロン前のドライがなかなか重要なため、毛髪内部の水分バランスに注意しながら乾かし、最後にアイロンの熱の力も借り髪を整えていきます。ダメージムラが混在しているため、アイロン温度も分けながら伸ばすというより熱を置いてくるイメージで行います。

最後に酸化処理を行い時間までしばし放置し、時間きたら流して仕上げの後処理です。

アフター

なんとか無事に生還できました(;^_^A

ただ、梳きが大量に入っている中間~毛先部分においては、どうしても毛羽立ちを感じてしまうけど、質感は施術前と比べると柔らかく仕上がりました♪

ゲストさんからは、

「凄い‼凄い‼‼」

「仕上がりが今までと全然違うんだけど‼‼‼」

と自分の髪を何度も撫でながら大変喜んでいただきました(^^♪

喜んでいただけて良かったし、何とかなって一安心と自分たちも安堵しました(;^_^A

今までは最後の仕上にアイロンでなめすことをしていたみたいなの。最後にも熱をもう一度あててさらに定着させるとか?

上記の仕上がりはドライヤーのみで乾かしただけです。特別なものを施しているわけでもなくまた、アイロンも使用しておりません。

色んな考えやり方があっていいと思いますが、最終的な結果がゲストさんにとって満足いくものであればそれが一番いいと思います。

今後は梳きが多く入っている部分を少しずつでもいいのでカットし揃えていけると、さらに綺麗に見えてくると思いますよ(*’▽’)

様々なトリートメントメニュー、それらの謳い文句はとても魅力的に感じますが、はたしてそれらがゲストさんにとって本当に必要なものなのか?疑いたいところです。今回RED.NOSEで施したのは、シンプルに縮毛矯正です。

一つだけいえるのは、薬剤や熱を使う施術は必ず髪への負担になるということで、良かれと思っていても回数を重ねればダメージが表面化し、まとまりの悪い状態をつくる原因になってくるということです!

一概にトリートメントだからと言って安心はできないし、やればやるほど綺麗になるとは限らないのでちゅいいが必要だと考えてます。

ではでは、ご参考までに…

RED.NOSE

TEL052-851-9052

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